10月に引っ越しを終え、振り返りの記事を書こうとしたらあれよあれよという間に年末を迎えてしまった。 今年は多くの変化があった。
音ゲーに復帰した
少しだけ人生に余裕が出てきたので、7月にIIDX 28から5作品ぶりにIIDX DPを再開した。リハビリに取り組み11月頃には12.4中位も埋まり始めてきたところで仕事の方が少し立て込んでしまい、今は12.3中位〜上位のBP減らしをやり直しいわばリハビリ中のリハビリを進めている。 ここ2週間まともにプレイできなかったのでだいぶ下手になったが、正直、まあ気長にやればなんとかなるだろうという気持ちでいる。
かつては、音ゲー以外人生のどこを見渡しても見るに堪えない問題ばかりで人生が崩壊していたため、音ゲーがうまく行っているかどうかは私のメンタルと直結していた。 しかし最近は少なくとも人生が詰んでしまうような問題は片付いてある程度前向きに生きられるようになったこと、音ゲー以外にやりたいことも増えたことから、音ゲーがうまく行かなくても少し悔しいが良い意味でどうでもいいという気持ちになった。 音ゲーを続けていくために、音ゲー以外のことを整える必要があったのだという逆説的な事実に最近気が付いた。
音ゲーをやっていた時期もいつか戻るつもりではいたが、xで私と関わりを持ち続けてくれている人が音ゲーを続けているのを見ているとその気持ちがいっそう強くなった。 実際に戻ってこれたのはそのお陰も少なからずあるだろう。 社会人の身で私のように長期間離れることなく音ゲーを続けている人は本当にすごい。 尊敬と感謝を伝えたい。
5年ほど探していたものを手に入れた

音ゲーに関連した話で、ずっと探していたrecognize m.氏のミニアルバム、「memories」と「like a dandelion」を入手することができた。 私のようなSP発狂難易度表育ちの音ゲー老人であれば、happy centuryやA BEAUTIFUL SKYの人と言えば伝わるだろう。 この人の作る曲が刺さることが多く、アルバムとか出してないのかな?と思いググってこの2枚のアルバムにたどり着いたのがたしか2020〜2021年頃だった。
しかし、BMS黎明期に活動していたアーティストの同人CDとなるといかんせん市場に出回っておらず、相場も駿河屋の買い取り価格からして35000くらいだったので本当に聴ける機会が来るとはあまり思っていなかった。 like a dandelionは2021年に69800円で、memoriesは2023年に74800円で1回だけ入荷したのだが、どちらも夜に入荷通知が来ていたことに朝気付いたら既に売り切れていたということがあり、いよいよ入手の可能性について半信半疑になった。
それが今年の8月、それぞれ86011円、80211円で揃って入荷したという通知が来たのだ。 しかも今度は通知が来て程なくして気付くことができたので、まだ売り切れていなかった。 30分くらい悩んだが、このような機会は残りの人生でそう何度も訪れるものではないと考え両方購入した。
購入した直後はただのCD2枚に16.5万円も払った事実に目眩がし、かねてからこのCDを探していることを話していた友人におかしなテンションで報告していた気がする。 このような市場にそもそも出回っていない同人CDは相場もクソもなく言い値で買うか買わないかになってしまいがちで、私は本当に値段の分の価値があるとはあまり思っていない。 収録されている曲だって20年以上も前に作られたものだから、今風の音ではないどころかむしろチープにすら感じられるだろう。 ぶっちゃけてしまえば、ただ好きな曲のLongがどんなメロディになっているのか気になるだけならば、Youtubeか何かに違法にアップロードされているものを聴くのが現実的な唯一の手段になってしまうのではないだろうか。
しかし、これらのCDが届いてhappy centuryやA BEAUTIFUL SKY、orangegirl sentimentの色褪せないメロディを聴くとやはり買ってよかったと思ったし、今も全く後悔していない。 これまで何度かプレミアがついてるCDを買ったことがあったがこの2枚はラスボスのような存在だったので、手に入れることができて感無量だ。
EDH
ここ数年はもっぱら前職の会社の部活の1つであったMagic: The Gathering部の人たちとプレイしている。 退職後も付き合ってくれているのは本当にありがたいことだ。
今年はFINAL FANTASYが発売されたとき、某店で《人造魔導士、ケフカ // 破壊の化身、ケフカ》の天野絵のやつを1万円くらいで予約したのだが、初期傷がひどいものが届き、その時所要で自宅を離れていたため、返品期間が過ぎてしまったというトラブルがあった。 EDHのモチベがガタ落ちし面白いカードが多かった久遠の終端が発売されても何も買わないほどだったが、年末に前職のMtG部の人に誘われて、そこからはまたモチベーション高く取り組んでいる。
今年は新しいデッキを2つ組み、プロキシを使っているものも含めて以下の3つのデッキを所持している。
カル・シスマの恐怖、殺し爪
このデッキとはもう6年くらいの付き合いになるだろうか。 もともとは《溜め込み屋のアウフ》や《Legoras’s Quick Reflexes》など今で言うブラケット4以上を想定したようなカードも入っていたのだが、昨年のEDH界隈の激動の末ブラケット制が発表されてからは、向いていないジェネラルでブラケット4以上を目指してもつらいしデッキも細くなりがちでTimmy, Power Gamerの気質が強い私としては面白くなかったので、ブラケット3としてやっていくことを決めた。 しばらくは迷走を続けていたのだが、霊気紛争のこの2枚は、その後のデッキの方向性を決めることになった。


つまり、土地を伸ばして全除去に備え、もともとパワーのあるファッティを更に強化してぶん殴るということだ。
緑単の弱点の1つに、大抵はクリーチャー主体のデッキなので全除去に弱いことが挙げられるが、全除去への最も強い対策は十分な土地と手札を確保し全除去をくらっても速やかに立ち直れるようにしておくことだ。 そのため、今は《重厚な世界踏破車》以外にも《ホーンとウッドの大主》や《撒き散らす菌糸生物》など土地を伸ばせるカードを意識して取っている。
クリーチャーを強化する手段は、一時期7マナもかかるくせにアドが取れないという理由で抜いていた《飢餓のドミヌス、ゾパンドレル》を戻した他、《鉄道の喧嘩屋》、重いクリーチャーが速攻を得られる《ビヒモス呼び、ルナーディ》なども採用した。
方向性が決まってからは割と手に馴染むデッキになったと感じている。 そこからしばらくは、久遠の終端くらいまでスタンの緑が情けなかったのと、スパイダーマンのカードパワーが控えめだったので目立った収穫はなかった。 今年はこれで終わりかと思っていたところ、アバターアンで驚くべきカードが現れた。

ではなく

だ。 これを始めて見たときの感想は今でも覚えていて「1体以上のクリーチャーで攻撃するたび」というところを見て「あーはいはい何体殴っても関係ないやつね」と流そうとしたら「そのクリーチャーの数以下の枚数の」と書かれていて度肝を抜かれた。
実際回してみると、出たターンに殺し爪で殴って1枚は加速できるし、その後は毎ターン2〜3枚くらいは森を持ってきれくれるのでとても強かった。 《原始のタイタン》はそれを1枚でやっていたわけだが、あれは強すぎるので比較してはいけない。 種族が人間というのもナイスで、《巨大猿、コグラ》の効果のコストにできる。 スパイダーマンまでの不作を吹き飛ばすような神カードだった。
歩哨竜、ミーリム
今年新しく組んだデッキだが、組んでる途中にタルキール龍嵐録のプレビューで面白いカードが続々発表され、一躍時の人(龍)となった。
一方で私がこのデッキを組み始めたのはそれとは関係なく、昨年末にオースブレイカーをやってみようという話があり、何を組むか悩んでいたところファウンデーションズで登場した《双炎の暴君》を見ていて、ふと以前にミーリムのデッキを組みたかったことを思い出し、《揺るぎないサルカン》を誓い破り、《書かれざる者の視認》をトレードマークの呪文にしたデッキを組んだことがきっかけだ。
回していて非常にダイナミックな動きをするところが気に入ったので、MtG部の人たちがオースブレイカーに飽きたらミーリムデッキにしてEDHで回そうと考えていた。
タルキール龍嵐録では良いパーツをたくさんもらったが、特に強いのはやはりこれだ。

ミーリムがいるときに投げると、そのままゲームが終わってしまうこともままあり、非常に強い。 あまりにも強いので、このカードをサーチするためだけに《サルカンの凱旋》や《精霊龍の大渦》まで入れている。
余談だが、私がMtGで初めて組んだデッキはタルキール覇王譚のときに組んだ《書かれざる者の視認》をフィニッシャーとしたグルールランプで、ティムールで「書かれざる者」というワードが出てくる、トップから8枚めくるというセルフオマージュにぐっと来てしまった。

タルキール龍嵐録以降はあまり目立った収穫は無かったが、最近、久遠の終端で登場した《不動の副司令官、タヌーク》に目をつけている。

でかい生物を多く採用するデッキでは一刻も早く殴り始めるために速攻付与を多めに取りたいのだが、これは速攻付与だけでなく、《騙し討ち》のような踏み倒しも持っている、ワープなのでミーリムがいればコピーを出す機会がもう一度得られる、タフネスがあるので壁としてもある程度期待できる、とかなりマッチしたカードではないかと思った。かつてはこの枠は《奮起させるバード》を採用していたが、基本土地は持ってこられるもののイニシアチブを得てしまうために殴られることになるのが気になっており、カードパワーの差もあって入れ替えることにした。 タヌークを採用してからはまだ実戦で回していないので楽しみだ。
遠地点の頭脳、キロ
私は派手なカードの叩きつけ合いが好きなのでブラケット4以上はあまりやる気がおきなかったのだが、このジェネラルは面白いことができそうだと思い、組みたい気持ちがあった。 今年、ちょうど身内の中でブラケット4↑でも対戦しようという流れがあったので形にすることにした。
ところが実際に組み始めると思った以上の難産だった。 まず、カウンターを増やして嬉しいカードの中である程度実用的だと思えたものは見つけた中では以下のものだけだった
- アドバンテージ獲得
- 《調和の神童》
- 《洞察エンジン》
- 《一つの指輪》
- 《長距離センサー》
- マナ加速
- 《永遠溢れの杯》
- 《霊体のヤギ角》
- 《五元のプリズム》
- 《面晶体の這行器》
- 《失われた十手》
- テンポが悪いと感じ今は入っていないがまたぜ試したいカードだ
他は、重くてテンポが悪いなどの理由で採用を見送った。 キロ単体では何らアドバンテージをもたらさないので、特にアドバンテージを獲得できるカードの不足が痛い。
更に、優秀なコンボルートにも悩まされている。 アドバンテージをもたらさないキロにおいては、コンボルートは極力コンボ以外役に立たないゴミを採用しないことが重要だと考えている。 なかなか都合がいいルートが見つからず、《一つの指輪》で引きまくっても勝ち手段になかなかたどり着けないこともままある。 よく《ペミンのオーラ》系の3種のオーラを採用しているリストを見るが、これだけで勝てるわけではないし、キロにつけてターンを返したら間違いなくキロに除去が飛んでくるので、個人的にはアドバンテージを取れない統率者でこんなものを採用している場合ではないのではと思う。
また、キロをタップする手段とアンタップする手段が必要でデッキのスロットが圧迫されるし、キロに加えてそれらを展開しなければならないのでテンポの悪さにもかなり悩まされる。キロでは以下の4つのカードを引き込み、しかもテンポよく出していかないとキロらしい動きができないのだ。
- 《一つの指輪》をはじめとしたアドバンテージ源
- これを引けないとそもそも手札が絶対足りないので
- キロをタップする手段
- キロをアンタップする手段
- 増殖して嬉しいカード
- これはアドバンテージ源が役割を兼ねることもある
ひとまず、指輪から引いて置けばそのまま勝てる《精神力》と、無限マナに至るためのマナファクトを多く採用しているので《船砕きの怪物》をフィニッシャーとし、あとはアドバンテージを取れる定番のカードをとっていくらか回るようにはなった。 しかし、まだアンタップ手段に乏しく、1ターンに1回しか増殖できないなら《法務官の声、アトラクサ》の方がよほどいいのでは?という気がしているので、《金線の賢者》や《通電式構築物》を採用しよりコンボに寄せていきたい。
最近見つけたカードだと、以下のカードを見つけられたときは唸った。

クリーチャーに置いた+1/+1カウンターを増やして殴り倒すというのも重要なプランの1つであり、それに加えてアドバンテージを稼げるのでなかなかやる。
ローウィンの昏明でも蓄積カウンターが登場するようなので今後に期待したい。
余談だが、久遠の終端出身の統率者なので土地も宇宙らしいものにしたいと思い、久遠の終端の星景土地やUNFINITYのショックランドなどを集めている。 UNFINITYの異星感溢れる土地は、最初見たときはかなり独特の雰囲気だと思い、悪いとは思わないまでも自分のセンスには合わないと思ったのだが、こうして使いたくなるときが来るとは思わなかった。
仕事
2025年は前の仕事をやめるところから始まった。 給与や待遇などがかなり向上し人並みの生活を遅れるようになったのは以前の記事に書いたので、その後どうなったかについて書いていく。
結論から言えば、やりがいを持って(苦しいときもあるが)概ね楽しくやれていると思う。 ただ、最近ちょっとしたコンポーネントの設計や開発をリードすることを期待され、その中でまだまだ自分に足りないものがたくさんあると感じた。
私はエンジニアになってからHaskellやRustやScalaなど気になるプログラミング言語をかじることに費やした時間の割合が大きい。 今私が働いている会社も(少なくとも日本では)あまり使われていないプログラミング言語をメインで使っており、これまで私がそういったものに時間を費やしてきたから今の環境に来ることができたという面は間違いなくあると思う。
しかし一方で、本来エンジニアが中堅のポジションに至るまでに学ぶべきことが抜けてしまった気がしている。 そういったことも生成AIに聞きながら見様見真似で普段の業務をこなすことはできるが、基礎がしっかりしていないからちょっと新しいことをやるのに時間がかかってしまうし、第一、仕事で「生成AIがこう言ってた」などと言っていてはたちまち信用を失うので、結局は生成AIを活用しながらもそれを評価できる基礎体力が大事だと思う。
今後の1〜2年は、そういった中堅エンジニアとして当たり前に知っていなければならない分野を埋めていくことに使おうと思う。 苦手な分野を克服し、AIを活用しながらでもなんとか開発をリードしていくことができるようになれば、次の目標である年収700万、800万なども少しずつ見えてくるのではないかと思う。
ちなみに全く別の話になるが、前職で大変お世話になった上長とは今でも時々食事に行くなどゆるく繋がりを持たせて頂いている。既に定年を迎えてもまだ論文を読んで研鑽を続け、それまで挑戦したことが無い分野の開発を行うチームを率いるなど真に尊敬に値する方なので、本当にありがたいことだ。
興味のある分野の勉強とか
夜間の大学に行って数学を学び直したいと考えていたが、その後色々考え、今では通信制の大学でComputer Scienceの学位を習得し、将来的により割のいい外資系企業への挑戦に繋げられたらということを考えている。
もともと数学について学び直したいと思っていたのは、Haskellを勉強したときから、圏論とは何か?あると何が嬉しいのか?ということがずっと気になっていたのがきっかけだった。 今の職場ではそういったプログラミングの理論的な側面に関心を持つ人もいて、たまにゆるく論文の輪読会が開かれたりするので、ますますそういう関心が強くなった。
しかし、同時にそのようなことを勉強しても現状では自己満足で終わってしまうという懸念があった。 別に自己満足でもいいのだが、実際に夜間の大学に通うとするなら350〜400万程度かかるので、どうせなら何かしら実益につなげていきたいところだ。
そこで、まずは数学をやりつつもそれを通してコンピューターサイエンスの理解を深め(こちらも大学時代の専攻と微妙にずれていたので興味のある分野だ)学位を習得することで、将来の可能性をいくらか広げられないかと考えた。 実際はそううまく行かないかもしれないが、30歳を超えて何かしら目的を持って生きないと腐ったような毎日を送ってしまうと感じることが増えてきたので、そういった意味でもやってみる価値があると思う。
ひとまず、海外の通信制大学の講義を受講する必要がありそうなので今は英語をやり直している。 少し余裕が出てきたら、途中でやめてしまっていたLeanの学習も再開し、数学もやっていきたい。